NISAを月5,000円から6万円へ増額|育休中も積立を続ける理由

30代子育て世代が月5,000円から新NISAを始めるイメージ

私は今、妻が育休中でも、NISAの月6万円の積立を続けています。ただ、迷いがないわけではありません。SNSで老後資金の話を見ると「もっと増やした方がいいのかな」と思う一方、普段より収入が少ない今は「6万円でも多すぎるかも」と感じます。

それでも今は、育休復帰後の収入の見込みと、これからの支出、手元に残す現金を確認したうえで、月6万円を維持する判断をしています。家計を見直して続けられないと判断すれば、減額するつもりです。

2021年のスタートは月5,000円でした。約2年後に月1万円へ増やし、その後も家計に合わせて段階的に増額。2026年8月から月6万円になりました。この記事では、少額から増やせた経緯と、今も残る不安にどう向き合っているかを紹介します。

きたまる
きたまる

ぼくは案内役のきたまる。筆者の設計さんと、積立額を増やした経緯や、育休中の今の迷いを見ていくね。

目次

結論|月5,000円は利益より「投資に慣れる期間」として役立った

振り返ると、月5,000円から始めた一番の価値は、大きな利益を得ることではなく、実際の値動きを経験しながら投資を学べたことです。

  • 値下がりしても生活に影響しない金額で始められた
  • 口座残高が上下する感覚に少しずつ慣れた
  • 投資信託やNISA制度を自分事として調べられた
  • 家計に余裕ができたとき、増額を判断しやすくなった

今になって「当時からもっと入金していればよかった」と思うことはあります。しかし、それは相場の結果を知った後だから言えることです。当時の私にとっては、月5,000円だったからこそ始められました。無理に大きな金額から始めず、早めに一歩を踏み出せたことの方が重要だったと考えています。

2021年から2026年までの積立額の変化

時期・段階積立額判断したこと
2021年から約2年間月5,000円生活に影響しない範囲で開始し、値動きと制度に慣れる
投資への理解が進んだ後月1万円メリット・デメリットを理解できたと判断して増額
その後家計に応じて随時増額固定費削減や家計管理で生まれた余裕を一部投資へ回す
2026年8月から月6万円生活防衛資金を確保したうえで継続可能と判断

月1万円以降は、決まった間隔で機械的に増やしたわけではありません。家計を確認し、「この金額なら生活を圧迫せず続けられそう」と判断したときに随時増額しました。

月5万円・6万円・7万円を比較して現在の積立額を決めた過程は、ChatGPTでNISA積立額を決める方法で詳しく紹介しています。

月6万円になった今も、「多すぎるかも」と迷います

将来お金に困りたくなくて投資を始めたのに、積立額を増やした今も、不安はあります。物価上昇や老後資金についての情報を見ると、自分の家計と比べて「もっと積み立てないと足りないのかな」と考えてしまいます。

反対に、妻が育休中で収入が少ない今は、月6万円を投資へ回していいのかと迷います。子どもにこれから必要になるお金もあります。将来への備えを増やしたい気持ちと、今使える現金を残したい気持ちの両方があります。

きたまる
きたまる

将来が心配で増やしたいのに、今のお金も心配になるんだね。

設計さん(筆者)

そう。だから、SNSで見た積立額ではなく、わが家の収入と支出を基準に考えるようにしているんだ。

設計さん

私が資産形成をするのは、家族と安心して暮らしていくためです。将来のために、今の家族の時間まで我慢しすぎたくはありません。たとえば旅行や外食の予算も、投資と比べて削るだけでなく、家計の中で確保できるかを考えたいです。

とはいえ、「先は分からないから今使おう」で済ませたいわけでもありません。今の生活と将来の備えの両方を大切にするために、まず数字を確認しています。

育休中も月6万円を続けるために確認していること

私は、育休中の収入だけでなく、復帰後の家計まで考えて積立額を判断しています。「復帰すれば何とかなる」と決めるのではなく、次の3つを確認しています。

  1. 今の収入と支出:積立後に現金がどれくらい増減するか。
  2. これからの大きな支出:車検、住宅の修繕、子どもにかかるお金を払えるか。
  3. 復帰後の収支:収入が戻った場合と、予定どおり増えない場合を比べ、積立額を見直す必要がないか。

たとえば、手取り月30万円、生活費月25万円、NISA月6万円なら、現金は月1万円減ります。これは説明用の仮の家計で、わが家の実額ではありません。車検などの臨時支出があれば、その分も別に引く必要があります。

この収支が続く場合と、収入が戻って積立後も黒字になる場合では、判断が変わります。私は、一時的に現金が減ることと、その後も減り続けることを分けて考えています。

きたまる
きたまる

育休が終われば収入が増えるから、続けているの?

設計さん(筆者)

その見込みもあるけれど、急な出費に対応できるかも確認しているよ。収入が予定どおり戻らなければ、積立額を減らすつもりなんだ。

設計さん

こうして確認したうえで、今は月6万円を続けています。ただ、数字を整理したからといって、不安が消えたわけではありません。「何が心配なのか」「家計が変わったらどうするか」を考えやすくなり、自分の判断に以前より納得できるようになりました。

私が守りたいのは、月6万円という金額ではなく、家族の生活です。積立を続けるために現金が足りなくなるなら、金額を見直します。

手元に残す現金の目安と、積立を見直す基準は、生活防衛資金を150万円にしている理由にまとめています。

増額できた理由は、投資への慣れと家計改善

値下がりへのストレスに慣れた

積立を始めた当初は、評価額が下がると焦りました。しかし、積立資金は20年以上使う予定がないお金です。短期的な値動きで売らず、長期で続けるという前提に立ち返り、そのまま積み立てました。

少額のうちに値下がりを経験できたことで、自分がどの程度の変動なら冷静でいられるかを確認できました。現在は、使う予定がない資金なら評価額を頻繁に確認する必要はないと考えています。

固定費削減で生まれた余裕を投資へ回した

固定費削減と家計管理を進めると、毎月使えるお金の流れが見えやすくなりました。浮いたお金をすべて現金で持つのではなく、一部を長期投資へ回す考え方に変わったことも増額の理由です。

わが家では、生活費約6か月分に相当する150万円を、現金で残す目安にしています。毎月の現金の増減だけでなく、今後の支出と収入の見込みも確認して、投資に回す金額を決めています。固定費をどの順番で見直したかは、30代子育て世帯の固定費見直しにまとめています。

現在の積立内容と、商品選びで反省していること

現在は、次の2つを半分ずつ積み立てています。

  • SBI・全世界株式インデックス・ファンド:50%
  • SBI・V・S&P500インデックス・ファンド:50%

投資を始める前は、投資ブログやYouTube動画を約1か月調べ、多くの人が紹介していたことをきっかけに商品を選びました。調べる行動自体は必要でしたが、「多くの人がおすすめしているから」だけで決めるのは十分ではありません。

全世界株式とS&P500を半分ずつ持つと、米国株の比率が重なります。私はその値動きを受け入れて現在の配分を続けていますが、投資対象、地域の偏り、手数料、下落時に保有を続けられるかを自分で確認する必要があります。

以前はニッセイ・インデックスバランスファンドにも2割積み立てていました。20年以上の長期投資を前提に、現在は株式中心でよいと判断して新規積立を止めましたが、保有分は売却していません。

元本から約40%増えても、増額の根拠にはしない

2026年8月時点では、評価額は元本に対して約40%増えています。積立を続けてきた成果としてうれしく感じる一方、この数字だけを見て積立額を増やしたわけではありません。

  • 評価益は売却するまで確定しない
  • 相場環境によっては元本割れする
  • 過去の上昇率が将来も続くとは限らない
  • 積立額は運用成績より家計の余力で決める

金融庁も、資産形成の基本として長期・積立・分散投資を案内しています。一方で、投資には元本割れの可能性があります。制度や考え方は、金融庁「資産形成の基本」も併せて確認してください。

わが家が積立を増額・減額するときの基準

判断条件
増額を検討現金150万円を維持でき、毎月の家計に圧迫感がなく、長期で使わない資金が増えたとき
現状維持今後の支出と収入の見込みを確認し、今の積立額で生活と現金確保を続けられると判断したとき
減額を検討住宅の突発修繕や収入減少などで現金が減り、今後も不足が続くと判断したとき
積立停止原則として避け、月1万円になっても継続する方針。ただし生活維持を最優先する

月6万円に増やしたのは2026年8月です。過去の増額では、事前に心配していたほど生活の圧迫感はありませんでした。ただ、妻が育休中の今の家計は、そのときとは違います。これまで続けられたことだけを根拠にせず、これからの収支も確認しています。

積立額に迷うときは、まず今月の収支を一行で出します

いきなり老後までの計画を完成させなくても、まずは「今月の手取り − 生活費 − 積立額」を出してみることをおすすめします。そのあとに、車検や修繕など、月々の生活費には入っていない支出を足します。

私が家計の条件を比べるときに使っているのが生成AIです。収入が戻る場合、戻らない場合、生活費が増える場合などを整理する相談相手として役立っています。計算の前提や式を出してもらい、重要な数字は電卓でも確認しています。

きたまる
きたまる

AIが「大丈夫」と言えば、安心して積み立てていいの?

設計さん(筆者)

私は、その言葉だけでは決めないよ。計算の条件と数字を確認して、わが家で続けられるかを自分で判断しているんだ。

設計さん

月5万円・6万円・7万円を比べた実例は、ChatGPTでNISA積立額を決める方法に載せています。積立額を変えた場合に、手元の現金がどう動くかを確認したい方は、こちらも参考にしてください。

これから始めるなら、少額から家計に合う金額を探す

  1. 当面使う予定の現金を先に確保する
  2. 値下がりしても生活に影響しない金額を決める
  3. 商品の投資対象、手数料、リスクを一次情報で確認する
  4. 少額で値動きと自分の感情を経験する
  5. 家計に余裕があり、下落時も継続できる場合だけ増額する

NISAの非課税保有限度額は総枠1,800万円ですが、上限まで急いで使う必要はありません。わが家は最終的に元本1,800万円へ到達したら積立を止める方針ですが、生活と現金確保を優先しながら進めます。制度の最新情報は、金融庁「NISAを知る」で確認できます。

まとめ|少額で始め、今の家計を見て月6万円を続けています

月5,000円を約2年間積み立てた後、月1万円へ増やし、家計に余裕ができるたびに段階的に増額しました。2026年8月からは月6万円ですが、最初からこの金額を投資できたわけではありません。

月5,000円から始めたことは、私にとって遠回りではありませんでした。少額で値動きに慣れ、家計を整えながら増やせたので、この始め方でよかったと思っています。

今は月6万円を維持していますが、「もっと増やしたい」「今は多いかも」という迷いは残っています。それでも、復帰後の収入と支出、手元の現金を見て、続ける理由を自分で説明できるようになりました。家計が変われば、積立額も変えます。

積立額が心配になったら、まず今月の手取りと生活費、積立額を並べてみてください。将来の大きな数字に焦る前に、今の家計のどこが心配なのかを確認するところから始めてほしいです。

きたまる
きたまる

手元にいくら残せばいいか迷うなら、次は生活防衛資金150万円の考え方を読んでみてね。わが家の生活費から目安を出した理由が分かるよ。

投資には元本割れの可能性があります。制度・商品の最新情報を確認し、ご自身の家計とリスク許容度に応じて判断してください。

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この記事を書いた人

北海道で子育てをしながら、健康・お金・暮らしを少しずつ整える実体験を発信しています。実際に試したことを中心に、今日から一つ行動できる情報をお届けします。

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