家の修繕費は、余ったら貯めるのではなく、専用口座へ毎月自動で移す形にしてよかったと思っています。わが家は月1万円から始め、2026年8月時点で約13万円を準備しました。
大きな修繕の見積もりはまだ取っておらず、月1万円で十分だとは考えていません。まず先に取り分ける仕組みを作り、点検や見積もりに合わせて金額を見直す方針です。

案内役のきたまるです。ここでは、筆者の設計さんと「月1万円で準備できる範囲」を整理するね。
積立額・残高は2026年8月の執筆時点の情報です。
結論:修繕費は専用口座へ自動積立。わが家は月1万円から
| 項目 | わが家のルール |
|---|---|
| 毎月の積立額 | 1万円 |
| 現在の残高 | 約13万円 |
| 管理方法 | 修繕費専用口座へ毎月自動送金 |
| 主な使い道 | 外壁・屋根など50万円以上かかる大規模修繕の足し |
| 税金・保険・定期メンテナンス | 修繕積立とは別枠 |
| 積立だけで不足する場合 | 生活防衛資金から補う |
| 目標残高 | 固定せず、家計や点検結果に応じて見直す |
月1万円にした理由は、将来の修繕費を精密に計算したからではありません。住宅ローンや生活費、NISAなどを続けたうえで、今の家計から毎月捻出できる金額が1万円だったからです。
「必要額を先に決めて、そこから逆算する」というより、「今できる金額で積立を始め、状況が分かった段階で修正する」という考え方に近いです。

月1万円で足りる、という目安ではないんだね?
月1万円を積み立てると、5年で60万円・10年で120万円
途中で使わず、利息も考慮しない単純計算では、積立額は次のようになります。
| 積立期間 | 月1万円の合計 |
|---|---|
| 1年 | 12万円 |
| 3年 | 36万円 |
| 5年 | 60万円 |
| 10年 | 120万円 |
| 15年 | 180万円 |
現在の残高は約13万円なので、このまま何も使わなければ、あと約3年1か月で50万円に届く計算です。
一方で、外壁や屋根の修繕は50万円を超える可能性があります。具体的な見積もりを取ったわけではありませんが、月1万円だけで全額を補填できるほど貯まるとは考えていません。積立残高は、大きな請求を少しでも軽くするためのお金として見ています。
専用口座へ自動送金し、普段の生活費と混ぜない
修繕積立用の専用口座を用意し、メイン口座から毎月1万円が自動で移るようにしています。
自動送金にしておけば、毎月の操作がなくても積み立てが続きます。普段の残高とは分かれて積み上がるため、今いくら準備できているかも確認しやすくなりました。
ただし、固定資産税、火災・地震保険、セントラルヒーティングの不凍液交換は、この口座から出す予定ではありません。これらは発生時期や金額をある程度予測できるため、修繕積立とは別枠で管理しています。
税金・保険・暖房設備を含む実際の年間負担は、中古住宅の維持費をまとめた記事で紹介しています。

税金や不凍液交換も、この積立から払うの?
積立を使うのは、外壁・屋根など50万円以上の修繕を想定
わが家では、小さな部品交換や日常的な補修ではなく、外壁や屋根など、50万円以上かかる大規模な修繕で使う予定です。
実際には外壁や屋根の工事がいくらになるか、まだ見積もりを取っていません。積立額も、必要額から逆算したものではありません。そのため、今の残高だけを見て「これで安心」とは言えない状態です。
これまで、この口座から修繕費を支払ったことはありません。入居後の大きな修繕は不動産会社が追加負担なしで対応してくれたためです。現在の約13万円は、そのまま残っています。
積立だけで足りなければ、生活防衛資金から補う
修繕が必要になった時点で積立残高が足りなければ、生活防衛資金から補う予定です。
わが家は、大人2人と乳幼児1人の生活費約6か月分として、現金150万円を生活防衛資金の目安にしています。修繕積立と生活防衛資金は役割を分けていますが、大きな故障が先に来たときは完全に切り離せません。

不足分を生活防衛資金から出すと、そちらの残高も減るよね?
生活防衛資金の管理方法や、残高が減ったときにNISAをどうするかは、生活防衛資金150万円の実例で詳しくまとめています。
今のところ、修繕積立の目標額は決めていません。近い将来に大きな支出がなく、家計に余裕があれば増額を検討します。反対に、生活費が上がったり収入が減ったりすれば、月1万円を維持できるかも含めて考え直します。
セキスイハイムの外壁でも、修繕費をゼロとは考えていない
わが家が住んでいるセキスイハイムでは、外壁のメンテナンス負担が小さいと案内されています。セキスイハイム公式サイトでも、磁器タイル外壁について再塗装が不要で、将来のメンテナンス費を軽減できると説明されています。
ただし、私は「家全体が永久にノーメンテナンス」という意味では受け取っていません。公式のアフターサポート案内でも、採用した外壁・屋根・設備によってメンテナンス時期は異なり、定期診断の結果を見ながら案内するとされています。
外壁そのものの再塗装が不要でも、目地や屋根、設備など別の部分に費用がかかる可能性はあります。保証対象外の工事が有償になることもあるため、積立をやめてよいとは考えていません。
中古で保証を引き継いだ経緯や、実際の住み心地は、築9年のセキスイハイム中古住宅に住んだ実体験でも紹介しています。
来年の定期診断を、積立額を見直す機会にする
家は現在築9年で、来年は定期診断を受ける見込みです。そこで外壁・屋根・設備の状態や、今後必要になりそうな工事を確認したいと思っています。
診断後に具体的な修繕時期や見積額が分かれば、月1万円のままでよいのか、増額した方がよいのかを判断しやすくなります。
金額が分かるまで待たず、先に13万円を用意できたことはよかったと思います。来年の診断結果で考えが変われば、その時点の判断も記事に追記する予定です。
まとめ:まず月1万円で始め、点検結果に合わせて変える
わが家は戸建ての修繕費として月1万円を専用口座へ自動送金し、現在は約13万円を準備しています。
- 月1万円は、今の家計で継続できる金額
- 外壁・屋根など50万円以上の修繕の足しにする
- 税金・保険・定期メンテナンスは別枠
- 不足時は生活防衛資金から補う
- 来年の定期診断を受けて積立額を見直す
私がおすすめしたいのは、修繕用のお金を毎月先に取り分ける仕組みです。わが家は月1万円を自動で残し、点検や見積もりに合わせて金額を調整していきます。
※本記事は、北海道の築9年・約32坪4LDKの中古戸建てに住むわが家の実例です。修繕時期・金額・保証条件は、建物の仕様、地域、施工会社、点検結果によって異なります。

積立とは別に、税金・保険・設備のメンテナンスでいくら払っているのかも確認したいなら、次は中古住宅の維持費の実例を読んでみてね。支払った費用と、月1万円の積立を分けて紹介しているよ。



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