私は、築8年のセキスイハイムを中古で購入してよかったと思っています。住んで約1年半、今のところ大きな不具合はなく、購入を後悔していません。
購入前に気になったのは「中古でも長く住めるのか」という点でした。寿命を築年数だけで判断することはできません。この記事では、わが家が購入時に確認したことと、実際に住んだ感想、これから備えている修繕をまとめます。

ぼくはきたまる。買ってよかった理由と、購入前に確認したいことを筆者の設計さんに聞いていくよ。
わが家の条件
まず、この記事で紹介する住宅の条件です。
| 項目 | わが家の状況 |
|---|---|
| 建物 | セキスイハイムの鉄骨住宅 |
| 現在の築年数 | 築9年 |
| 購入時の築年数 | 築8年 |
| 居住期間 | 1年半 |
| 地域 | 北海道 |
| 広さ・間取り | 約32坪・4LDK |
| 暖房 | セントラルヒーティング |
| 給湯 | 灯油 |
| ガス | なし |
結論|セキスイハイムに「寿命○年」という一律の答えはない
住宅の寿命は、構造体や防水の状態、設備の劣化、過去の修繕履歴、購入後のメンテナンスによって変わります。セキスイハイム公式も、定期診断では建物寿命の判断を行わないと説明しています。

100年サポートって、100年間の保証とは違うの?
| 確認項目 | 2026年8月時点の公式案内 | 判断上の注意 |
|---|---|---|
| 建物寿命 | 一律の年数は示されていない | 定期診断でも寿命の判定は行わない |
| 長期サポート | 5~60年目は5年ごとの定期診断、65~100年目は条件付きの任意診断 | 100年間の安全性を保証する制度ではない |
| 長期保証 | 対象部位は引き渡しから最長30年 | 商品・部位・建築地で異なり、北海道は保証期間が異なる |
| 修繕費 | 保証対象外のメンテナンス工事は有償 | 診断が無償でも修繕まで無料とは限らない |
「100年」という数字はサポートの最長期間であり、修繕なしで100年間住めるという意味ではありません。65年目以降の任意診断も、60年診断時に案内を受け、継続意思を確認できた場合に提供されます。
わが家では「築9年だから安心」と決めつけず、定期診断を受け、必要な修繕を行いながら長く住める状態を維持する方針です。
築9年・居住1年半で感じている建物の状態
現在まで、建物本体に大きな故障や修理はありません。
外観や内装もきれいな状態で、来客から中古住宅であることに驚かれることがあります。築年数だけではなく、前の所有者がどのように住み、管理してきたかが大きいと感じました。
北海道の冬も1シーズン以上経験しました。セントラルヒーティングを使用しながら、現在は問題なく生活できています。
中古住宅でも保証を引き継げた
わが家は中古住宅ですが、セキスイハイムの保証を引き継ぐことができました。引き継ぎに費用はかかりませんでした。
実際の流れは、次のとおりです。
- 購入した不動産業者から、保証の引き継ぎについて案内を受ける
- 私からセキスイハイムへ電話する
- 保証の引き継ぎに対応してもらう
中古での購入を検討しているなら、まず不動産業者に「この家はメーカー保証を引き継げますか」と聞いてみるのがおすすめです。
セキスイハイム公式では、対象部位について引き渡しから最長30年の長期保証を案内しています。ただし、保証期間や内容は商品、建築地、対象部位などによって異なり、北海道では条件が異なる場合があると明記されています。
また、保証を維持するためには、所定の定期診断や必要な補修を受けることが条件になる場合があります。
わが家が確認した範囲では、セキスイハイム関連業者以外に修繕を依頼すると、工事箇所などが保証対象から外れる可能性があります。地元業者の方が安い場合でも、依頼前に保証への影響を確認した方が安心です。

修繕は、安い業者に頼めばいいわけじゃないんだね?
中古で購入する場合は、次の点を契約前に確認することをおすすめします。
- 保証を引き継げるか
- 保証期間があと何年残っているか
- どの部位が保証対象か
- 過去の定期診断を受けているか
- 指摘された補修を実施しているか
- 他社施工によって保証対象外になった箇所がないか
「30年保証」という言葉だけで判断せず、自分が購入する住宅の保証書や住宅履歴を個別に確認することが大切です。
定期診断は来年受ける予定
セキスイハイムでは5年ごとに定期診断があります。
わが家は購入してからまだ定期診断の時期を迎えておらず、次回は来年の予定です。そのため、診断内容や修繕提案については、現時点では体験談として評価できません。
診断を受けた後は、次の内容をこの記事に追記します。
- 点検した場所
- 指摘された劣化や不具合
- 提案された修繕
- 無料診断と有料作業の範囲
- 修繕の見積額
診断前の現在と、診断後の結果を比較できる記録にしていく予定です。
築9年時点で想定している維持費
建物に大きな修理はありませんが、住宅を所有すると税金、保険、設備維持の費用がかかります。
わが家で把握している主な費用は以下のとおりです。
| 費用 | 金額の目安 |
|---|---|
| 固定資産税・都市計画税 | 年間約13万円 |
| 火災保険・地震保険 | 5年間約20万円(年換算約4万円) |
| 修繕積立 | 月1万円(年間12万円) |
| 暖房設備の不凍液交換 | 税込41,800円(作業費込み)。交換時期は設備や状態に応じて確認 |

毎月の修繕積立も、その年に使った維持費なの?
購入時に建物と備え付けの物置の修繕がありましたが、購入費用の範囲内で不動産会社が対応したため、追加負担はありませんでした。
一方、家にエアコンが付いていなかったため、18畳用を設置費込み約28万円で購入しました。保証対象の建物本体とは別に、エアコン、給湯器、暖房設備などの交換費用も考えておく必要があります。
維持費の詳しい内訳は、次の記事でまとめています。
→ 中古住宅の維持費はいくら?固定資産税・保険・修繕積立の実例
北海道で実際にかかっている光熱費
建物の寿命そのものとは別ですが、北海道で住み続けるための費用には光熱費も含まれます。
約32坪・4LDKのわが家では、電気・水道の月平均を年換算し、昨シーズンの灯油代を合わせると、年約31万円、月平均約2万5,900円が目安です。内訳は電気約12万円、水道約4万8,000円、灯油14万2,489円。同じ12か月の確定支払総額ではなく、月平均と給油実績を合わせた概算です。
昨シーズンの給油は2025年10月~2026年4月の計7回で、それ以外の給油はありません。給油月で最も高かったのは2026年1月の3万873円でした。請求はそれぞれ翌月のため、給油月と請求月を分けて見ています。
給油した灯油はタンクに残り、翌月以降にも使います。配送がない月でも給湯には灯油を使うため、購入額とその月の使用量は同じではありません。住宅購入後の家計では、平均額だけでなく、冬にまとまって支払う金額も考えておきたいところです。
住宅条件と季節ごとの違いは、北海道の32坪4LDK戸建てで実際にかかった光熱費で詳しくまとめています。
中古のセキスイハイムを買う前に確認したいこと
実際に購入して、特に重要だと感じた確認項目は次の7つです。
- 保証書と保証の残存期間
- 定期診断・修繕の履歴
- 雨漏りや結露の形跡
- 暖房・給湯・換気設備の年式
- 外壁・屋根・基礎の状態
- 今後10年程度で交換しそうな設備
- メーカー以外による過去の施工と保証への影響
わが家の場合、セントラルヒーティングの不凍液交換や、指定外業者による施工が保証に与える影響を購入前に十分理解できていませんでした。
大手メーカーという安心感だけで決めず、保証を維持する費用と、地元業者へ依頼した場合の価格差も含めて比較する必要があります。
築9年の中古セキスイハイムを買って後悔している?
現時点では、購入を後悔していません。
新築住宅も検討しましたが、必要最低限の内容でも見積額は約3,800万円でした。中古住宅を選んだことで、住宅ローンは月約6万5,000円に抑えられ、教育費や資産形成、修繕への備えにもお金を回しやすくなりました。
また、完成した収納や生活動線を実際に確認してから購入できたことも、中古住宅のメリットでした。
これからも、実際にかかった費用や不具合を記録していきます。
購入理由を詳しく知りたい方は、次の記事も参考にしてください。
→ 築浅中古住宅を選んだ理由|新築より生活設計を優先した30代夫婦の実体験
まとめ|何年住めるかは、購入後の管理まで含めて考える
築9年・居住1年半の現在、わが家のセキスイハイムには大きな不具合がなく、購入して良かったと感じています。
これから探すなら、ブランド名や築年数だけで決めず、建物の状態・修繕履歴・引き継げるサポートを確認してから判断するのがおすすめです。
中古住宅を検討するときは、次の順番で確認すると判断しやすくなります。
- 建物と設備の現在の状態を確認する
- 過去の診断・修繕履歴を確認する
- 引き継げる保証の範囲を確認する
- 今後の修繕費を見込んで積み立てる
わが家も来年の定期診断を受け、結果と費用をこの記事に追記します。

次は、中古住宅の購入前に確認したい7項目を見てみよう。内覧で見ることと、書類や担当者に確認することを整理できるよ。
※この記事は築9年・北海道の一住宅における実体験です。保証や診断の条件は商品、建築地、契約時期などで異なるため、購入予定の住宅についてセキスイハイムまたは担当会社へ個別にご確認ください。



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